苦裏巣益

【苦裏巣益】(くりすます)

中国は戦国時代末期、秦の攻勢に圧されていた楚では、貧富の差が激しくなっていた。
そんな状況で迎えた年の瀬、楚の将軍・桟汰(さんた)が街を視察していたところ、裏通りで寒さに凍える貧民たちを発見する。
桟汰はこの状況を嘆き、「苦裏巣益(くりすます。裏通りの人民が苦しんでいるのに、王は愛の巣で遊びに耽っている)」と呟いた。
余談だが、この時を期に彼は引退し、私財を投げ打って人民に施しをしたという。
独り者が人民、カップルが愚かな王だと考えると、現在のクリスマスという呼び名は苦裏巣益に由来していると断定してよい

民明書房「中国史に見るサンタの起源」より抜粋

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